日本文学科
四国大学 博物館実習Ⅲ履修生企画展示 「源氏物語の魅力」開催について
2024年08月05日日本文学科
四国大学博物館学芸員養成課程では、毎年博物館実習Ⅲの授業において、附属図書館所蔵の「凌霄文庫」の貴重書を活用して、展示実習を行っています。今年度は、「源氏物語の魅力」と題して、NHK 大河ドラマ「光る君へ」で再び脚光を浴びている「源氏物語」について、学生の視点から展示を行いました。
中央のケースでは、「源氏物語絵巻の魅力」を展示し、「源氏物語と戦国武将と」では、「源氏物語」「伊勢物語」を事例に、戦国武将の古典文学への憧憬について展示していす。このほか、人間生活科学科デザインコースの学生が「源氏物語絵巻」に描かれた当時の色彩について考察するとともに、解釈した光源氏の風貌をイラストで表現したり、「源氏物語」「末摘花」巻に登場する異色の不美人、藤と松の表現にスポットをあてた展示や、今回唯一の書道文化学科の学生による「源氏物語」と和歌やかな書の魅力を自分の作品とともに紹介する展示など、学生それぞれによる源氏物語論となっています。
■会期:令和 6 年 7 月 26 日(金)~11 月 29 日(金)9:00~17:00
※四国大学附属図書館ホームページの開館カレンダーをご確認ください
https://lib.shikoku-u.ac.jp/
■場所:四国大学附属図書館1階 展示コーナー
(徳島市応神町古川字戎子野 123-1)
学生たちは、限られた時間のなかで、展示資料の選定、展示の内容の検討、キャプションの大きさの決定や解説文の執筆、展示作業などを行いました。
ぜひ、本学へお越しください。