西條結人助教（全学共通教育センター）が「キルギス国内の日本学研究文献目録作成プロジェクト」に参加しました

2018年09月26日ニュース＆トピックス

四国大学全学共通教育センターの西條結人助教（ビシケク人文大学名誉准教授）と、ビシケク人文大学東洋国際関係学部日本語日本文学講座ジュヌシャリエワ・アセーリ上級講師の研究グループ（研究協力：キルギス国立科学アカデミー附属ドゥンガン学研究センター長　イマーゾフ・ムハメ教授、ビシケク人文大学東洋国際関係学部長 マシュラポフ・タラスベック教授）は、2018年4月から9月まで「キルギス国内の日本学研究文献目録作成プロジェクト」に取り組みました。本プロジェクトは、キルギス国内の教育研究機関の図書館に所蔵されている日本学研究成果「学位論文（学士・専門学士論文、修士論文、博士候補論文、博士論文）」「学術雑誌論文」「著書」を調査し、目録を作成するというものです。調査の結果、学位論文214本、雑誌論文161本、著書52冊分のデータを収集することができ、研究の成果報告として『キルギスにおける日本学研究目録』を出版しました。
キルギス共和国では、学術研究成果が各研究機関の図書館ごとに管理されているため、研究者が文献にアクセスしにくい状況にあります。日本学もこれまでは同様でしたが、「文献目録」は、キルギスにおける日本学の研究成果を一冊に統合・集約した機関横断的なもので、文献へのアクセスが容易になることが期待されます。

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