四国大学が「AI時代に求められる人材育成プログラム～デジタル社会の基礎知識『数理・DS・AI』教育 グッドプラクティス～」に採択されました

2019年12月10日ニュース＆トピックス

今年4月に開催された「第43回総合科学技術・イノベーション会議」で、安倍総理がAI関連教育やAI応用人材の25万人育成について言及され、さらに政府は、情報科学・数学・統計学等の基礎教育、数理的思考に基づいたデータ解析・問題解決能力、AI技術・データサイエンスを活用した価値創造、有用なシステム構築等の教育内容をレベル別に設定し、教育プログラムを認定する仕組（認定制度）の創設を検討しています。これに先立ち、内閣府・文部科学省・経済産業省の3府省により大学等における実践の好事例を抽出し、認定制度の検討や今後取り組む大学等への参考としてモデルとなる教育プログラム "グッドプラクティス" が募集され、本学で令和2年度より開始するAI応用人材育成の取組が、四国の私立大学で唯一採択されました。
具体的には、新入生を対象とする全学共通科目において、AIの歴史や原理、これからのAIの社会への多様な応用展開の可能性を教示します。また、経営情報学部の専門科目においては、各専門分野へのAI応用に加え、プログラミング言語PythonとTensorFlowやChainerなど主な機械学習ライブラリを用いて、ディープラーニングの基礎知識、応用能力を修得、さらには地域のプロジェクト（Project Based Learning）を通して、地域企業と協働して人材を育成します。

【参考サイト】
〇首相官邸ホームページ上での公表
第１回　数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定制度検討会議＜参考資料3＞
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ai_senryaku/suuri_datascience_ai/dai1/sankou3.pdf　
（四国大学の取組は30ページに掲載）

〇令和元年5月15日 本学配信プレスリリース
四国大学における「AI（人工知能）応用人材の育成」の取り組みについて
https://www.shikoku-u.ac.jp/docs/shikokudaigaku-aiouyoujinzaiikusei_release4.pdf