生活科学科公認心理師カリキュラムにおける犯罪被害者支援の心理実習が行われました

2021年06月17日ニュース＆トピックス

令和3年6月17日（木）、生活科学科（現３年生より人間生活科学科）の公認心理師カリキュラムの科目「心理実習」において、犯罪被害者支援に関する実習が実施されました。今回、コロナ禍における現状から徳島被害者支援センターの武市善明センター長のご厚意により、特別に本学に来学していただく形式での実習が実現しました。
実習では、まず、武市センター長から徳島被害者支援センターの業務や具体的な事例を通した支援内容についての説明をいただきました。次に、予期できぬ殺人事件で最愛のご家族を失った犯罪被害者遺族の方からは当時の思いや被害に遭われた後の生活のお話しをいただきました。最後に徳島県警察本部警務部情報発信課犯罪被害者支援室の武知一成専門官から被害者支援の法的根拠・施策など、さらに同室の臨床心理士である村田みのり犯罪被害者支援員から被害者支援における心理学的な助言をいただきました。
今回は本学では初めての公認心理師養成に関する心理実習でしたが、犯罪被害者支援の現状、実際の被害者の声、法的根拠、支援職としての心構え等、非常に濃厚な内容となり、今後、支援職を目指す学生にとっては臨床現場を知る有意義な対面実習となりました。

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