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本学の特認教授である今沢カゲロウ氏がアフリカで考案したワタリバッタ入りコーヒーを開発、販売を開始しました

2022年02月21日ニュース&トピックス

令和3年12月25日(金)、本学の特認教授である今沢カゲロウ氏(ベーシスト、作曲家、昆虫画家、昆虫食開発者、四国大学特認教授)がアフリカで考案したワタリバッタのパウダーで作ったコーヒーを開発し、販売を開始しました。

今沢氏は、2020年発売の21枚目のアルバム『タクテクレタ』制作時に滞在したアフリカのルワンダ近隣国で起きたワタリバッタ(サバクトビバッタ)の大量発生による被害を知り、先進国におけるフードロス問題や今後の地球の人口増加に伴い予想される食料不足問題、気候変動や生態系のしなやかな循環について改めて考える中「未来の子供へ自分が出来る事」を考え、代替タンパク質の切り札とも言われる昆虫食の常食を始め、研究を独学で行っています。
近年では、SDGsが後押しとなり、コオロギを中心に昆虫食のブームが起きていますが、アフリカの大発生で問題となったワタリバッタは日本国内においては未だ未知の領域である一方、11月15日(月)にはEU(欧州連合)がトノサマバッタ(日本におけるワタリバッタ)を食品として正式認証し、食品としての大きな可能性を秘めています。
コーヒー豆はバッタ被害のあったルワンダ近隣国の東アフリカの中からケニアを選定しました。今沢氏が想いを寄せるアフリカへの感謝を込め、高品質なスペシャリティコーヒーを使用し、アフリカの経済へ微力ながら貢献しています。アフリカのコーヒー豆は、総じてフルーティーな味わいで、バッタが草原を駆け抜ける疾走感と跳躍感を彷彿とさせ、草食のバッタの風味との相性が抜群です。

今回の制作にあたっては、「コオロギコーヒー」をクラウドファンディングで資金調達して開発した奈良の昆虫食活動家・昆Tuber(昆虫食YouTuber) かずきこと、近畿大学農学部の現役大学生・清水和輝さん。そして、清水さんとタッグを組んでこれまで昆虫コーヒーを開発してきた大阪のWAKOコーヒーの若き焙煎士・荻原駿さんにサポートを頂きました。パッケージは昆虫画家でもある今沢氏の絵画で、アフリカ・ルワンダの幾何学模様の伝統工芸"イミゴンゴ"、サバクトビバッタのオスメスを鳴き声の楽譜、ケニア・マサイ族のビーズアートを模した作風での描きおろしたバッタとルワンダ風景画で構成されています。購入者特典として、ワタリバッタの鳴き声と今沢氏のベースによる共演音源付。アフリカへの想いを「音楽と絵画」「昆虫食」「コーヒー」の3人のスペシャリストが表現した総合芸術作品ともいえるワタリバッタコーヒーです。
興味のある方は、下記連絡先までご連絡ください。

商品概要

【商品名】バッタコーヒー
【名称】フレーバーコーヒー
【原材料】コーヒー粉(ケニア産)・食用バッタパウダー
【内容量】10g
【価格】ドリップパック1袋10g 700円(税込)
【保存方法】高温多湿を避け、保存してください。
【注意事項】バッタパウダーは甲殻類と類似した成分が含まれます。エビやカニのアレルギーをお持ちの方はお控え下さい。

今沢カゲロウ(Quagero Imazawa)(ベーシスト、作曲家、昆虫画家、昆虫食開発者、四国大学特認教授)

1970年2月 北海道生まれ。早稲田大学卒業。
在学中からプロのベース奏者としての活動を開始。
オリジナルな発想と多彩な技巧によるソロベース奏者・作曲家としての公演活動を世界各地で行う。近年は昆虫画家としても活動。
CD『ベースデイズ』(キングレコード)他ソロアーティスト名義でアルバム21作品発表。
通算21枚目のアルバムとなる最新作「takteq reta/ タクテクレタ」はアフリカ・ルワンダで制作。
2020年9月16日に全世界配信開始。iTunesチャート8位。他、DVD『BassNinja DVD』(キングレコード)や著書『絶対役立つベース超絶テクニック~世界が認めた低音奥義のすべて』(リットーミュージック)。

総合問い合わせ先

Q.I.BASE メールアドレス:qibase@hotmail.com 
      HP:http://www.bassninja.net/

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