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(11/2)わくわくおはなし会「認定絵本士と楽しむ絵本・紙芝居タイム」を開催しました
2024年11月05日ニュース&トピックス
認定絵本士資格を取得した児童学科の3年生5名が、これまでの学修の成果の公表として、四国大学附属保育所1~5歳児を対象に、交流プラザで「わくわくおはなし会」をおこないました。
オープニングのパネルシアターから、子どもたちの目はくぎ付けに。
『おいもほり』の絵本では、絵本の中の動物たちといっしょに「よいしょ、よいしょ、よいしょー!」とかけ声をしたり、
『だるまさんが』の絵本では、だるまさんの動きに合わせて左右に体を動かしたり。
さらに『ばけばけはっぱ』の絵本は、いろいろな葉っぱの形や色を利用してつくられた生き物を当てる内容なので、「はっぱのなかに だれかが いるよ だれかな だれかな?」の問いかけに、「ワンワン(犬)」「うさぎ!」などと活発に声が飛び交いました。 みんなで息を「ふー」と吹きかけると、生き物が現れて大喜び。
おはなしが終わっても「もう1回、ふーっとふいてみよう」と学生。きょとんとしながらも、みんなで「ふー」と息をふくと、なんと「大きな紙芝居舞台」が登場。さらにもう一度「ふー」と息を吹くと、扉が開いて...。「おおきく おおきく おおきくなあれ」とみんなで声を合わせることで、描かれたものが大きくなっていく展開に、子どもたちのテンションも最高潮。最後は大きな大きなケーキになって、みんなで「いただきまーす!」と食べたところで、あっという間におしまいの時間となりました。
学生たちは教育実習を終えたばかりで時間のない中、ねらいや構成を考え、子どもたちを飽きさせることなく、楽しくやりとりをしながらテンポよく進めていました。認定絵本士として必要となる「選択力」や「コミュニケーション力」「表現力」などを存分に発揮できていたように思います。何よりも絵本や紙芝居を通していっしょに過ごしたひとときは、学生にとっても子どもたちにとっても心の響き合うかけがえのない時間となったことでしょう。ご協力いただきました附属保育所関係者の皆さま、ありがとうございました。
なお、認定絵本士のおはなし会は、12月7日(土)10:00~12:00に四国大学児童教育館(U館)で開催される児童学科のイベントでもおこなう予定です。詳細は近日中にHP等でお知らせします。お時間のある方はぜひお越しください。お待ちしております。
おはなし会プログラム
1.手遊び ♪はじまるよ
2.パネルシアター「やおやのおみせ」
3.絵本『おいもほり』 中村美佐子:作 いもとようこ:絵, ひかりのくに, 2011年
4.手遊び ♪ぐーちょきぱーでなにつくろう
5.大型絵本『だるまさんが』 かがくいひろし:作, ブロンズ新社, 2008年
6.絵本『ばけばけはっぱ』 藤本ともひこ:作, ハッピーオウル社, 2012年
7.大型紙芝居 『おおきく おおきく おおきくなあれ』 まついのりこ:脚本・絵, 童心社, 1983年