徳島有機農業フェアで四国大学生が有機農業者とパネルディスカッションしました

2024年12月04日ニュース＆トピックス

12月3日（火）、有機農業や有機農産物について、消費者、特に将来の社会を担う若い学生にその価値を理解してもらうことを目的とした「徳島有機農業フェア『有機農業者と大学生によるパネルディスカッション』」が、四国大学生活科学部人間生活科学科2年の学生が受講する「消費者教育I」において実施されました。

授業を担当する加渡いづみ教授がディスカッションの進行を務め、登壇した学生2名に有機農業や有機農産物に対する意識や、日ごろの消費行動について質問、学生らは「有機農産物が環境面、健康面に良いことはわかっていても、日々の生活を考えると『価格』を一番重視して購入する」と回答。株式会社フードハブ・プロジェクト農業長の白桃薫氏からは「学生の率直な意見はとても理解できる。収量を増やし、価格を下げていくことは、有機農業者にとって課題である。他方、私たちのような有機農業者と、消費者の方が直接交流することで、少しでも理解が進み、手に取ってもらう機会を増やしたい」との発言がありました。

他にも、中国四国農政局、消費者庁らから有機農業、エシカル消費等について話題提供があり、参加した約60名の学生は、有機農業について理解を深めることができました。

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