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大学院文学研究科で中国浙江大学教授の遠隔授業を行いました
2024年12月26日ニュース&トピックス
本学の大学院文学研究科と約20年間にわたって交流が続いている中国の浙江大学大学院の教授の特別講義が実施されました。
浙江大学は中国の書道研究の中心的な大学で、その大学院は「中国藝術研究所」という名で、中国美術と書道が一緒に研究されています。
互いの大学の先生が年ごとに交代で相手大学を訪問して講義し、院生が短期留学することもあります。コロナ禍以降は実際の訪問が出来なくなり、ここ数年はZoomによる交流が続いています。
今回の授業は所長である池長慶教授が担当してくださいました。
受講者は大学院生だけでなく教員や興味のある学部生数名を含め、総勢20名になりました。
講義の題名は「趙子謙おける魏碑書法と絵画の関係と探究」です。
現在は中国人留学生が多く在籍しており、発表資料の通訳を中国人院生の趙若杉さんと劉子璇さんに依頼し、授業中の同時通訳は日本語能力検定1級の合格者で、日本語も堪能な趙若杉さんが担当しました。
池教授の講義はパワーポイントを中心に進められましたが、途中では実際に筆で紙に書く様子も見せながら用筆法の説明をしていただいたので、たいへんわかりやすかったです。
次年度は本学の教員が浙江大学で特別講義をする予定です。