「わくわくおりぞめパラダイス－世界にひとつだけの作品を作ろう－」を１月１１日に開催しました

2025年01月14日ニュース＆トピックス

児童学科の教育学ゼミと幼児教育学ゼミが合同で、「わくわくおりぞめパラダイス」を１月１１日に開催しました。
附属認定こども園の参加を希望した親子を対象に、親子で楽しみながら世界に一つだけの作品を作り上げる特別なひとときを提供しました。
　

オープニングの手遊びで和やかな雰囲気を作り、学生が染め紙の手順を丁寧に説明した後、まずは３色で挑戦してもらいました。折りたたんだ和紙の先に「チョン」と染料をつけていき、ゆっくり優しく開いていくと...なんとも個性あふれる色彩の世界。「すごい！」「きれい！」「どうしたらこんな模様ができるの？」と歓声が次々とあがりました。その後は色を追加して自由に模様を楽しみ、一人５～６枚仕上げた中からお気に入りの1枚を選んで発表を。「虹色がきれい」「お花みたいな模様が好き」などと、それぞれの作品への思いを語る姿に、会場全体があたたかい空気に包まれました。
　

後半は、自分が染めた紙を使った製作タイムです。学生が提案したアイデアをもとに、ネクタイや花の飾り、絵本『わたしのワンピース』にちなんだピクチャーフレーム、ランチョンマットなど、多彩な作品が次々と生まれました。１枚の和紙がさまざまな形に変わっていく楽しさを親子で存分に味わっていただけたようです。どれ一つ同じ模様がないことも、「世界に一つだけの作品」を際立たせていました。
　

今回のイベントを通して、学生たちは親子が安心して楽しめる環境づくりや、分かりやすい説明方法の工夫など、学びの場を提供する難しさとやりがいを実感したようです。また、お子さま一人ひとりの個性や表現に寄り添いながら対応する力を養う機会となり、作品を作り上げる喜びを親子と共有できたことは、今後の学びや実践に向けて大きな励みとなりました。ご参加いただいた皆様には心より感謝申し上げます。これからも、こうした交流の場を通じて学びと笑顔を広げていけるよう努めてまいります。

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