カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

四国大学・四国大学短期大学部

 本学では、各学科・専攻の人材養成の目的及び学位授与の方針に掲げる知識・技能などを修得させるため、教育内容、教育方法、学修成果の評価について次のように教育課程を編成しています。

1.教育内容

  1. 全学共通教育

    全学共通教育は、大学・短期大学生としての教養を身に付け、基礎的な知識・技術を学ぶことにより、コミュニケーション力や基礎学力を確実に向上させ、専門教育に向けての基盤を作ります。

  2. 専門教育

    専門教育は、各学科・専攻のディプロマ・ポリシーに掲げる知識・能力を修得するため、専門分野の教育内容を順序性をもって体系的に学べるよう編成しています。

  3. 免許・資格取得のための教育

    教員免許や国家資格等を円滑に取得できるカリキュラムを編成しています。また、知識の幅を拡げたり、多様な関心や目的を達成するため、他の学科等の授業科目の中から自由に選択履修し、一定数を卒業単位に組み入れる自由科目制度を設けています。

  4. 四国大学スタンダード

    四国大学スタンダードは、学生が授業や課外活動など学生生活全般を通して確実に身に付けてほしい3つの力「自己教育力」、「ICT活用力」、「地域・社会貢献力」を核に構成しています。全学共通科目及び関係する専門科目を通して、それぞれの力を身に付けることを目指します。

  5. 副専攻教育

    学生の探究心と多角的な視野及び実践力を養うため、所属する学部学科の領域を超えて、一人ひとりが主体的に興味関心のある分野を学修できるよう、サステナブル、AI・データサイエンス、地域探究、グローバル・コミュニケーションの4つの分野の副専攻プログラムを開設しています。
  6. グローバル教育

    国際社会において必要な語学力と知識を身に付け、異文化理解とコミュニケーション力を養成することを目的として編成しています。

  7. キャリア教育

    大学全体を通して、社会人・職業人としての基礎力を育てる科目を編成し、職業意識の形成や職業適性の確認などのためのインターンシップを実施しています。

2.教育方法

  1. 講義、演習、実験・実習

    全学共通科目及び専門科目では、教育内容や学生の理解度に合わせて講義科目、演習科目、実験・実習科目の組み合わせにより教育を行います。

  2. 学びの体系化と多様な授業実践

    全ての学科・専攻及びコースごとに科目の関連性や内容の順序性を表したカリキュラムマップを作成し、提供しています。

    授業の実施においては、主体的な学びの力を高めるため、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどを取り入れたアクティブラーニング形式を積極的に取り入れます。さらに、授業内容や課題等をどのように評価するのかを示すルーブリックを活用し、学生と教員が科目の目的や到達目標、評価方法などを共通理解しながら授業を進めていきます。

  3. 自己教育力シート

    四国大学スタンダードの「自己教育力」は、特定の授業だけで身に付けるものではなく、学生生活の多様な活動を通じて、また、指導者や評価者との関わりの中で身に付けていく力です。本学では、学生一人ひとりが自分の学修履歴を記録できる自己教育力シートを作り、授業科目、正課外活動、ボランティア活動、大学行事への参加等を記録し、チューターと情報共有を図る中で成長を続けます。最終的には、卒業年次のゼミ担当教員により総合評価が行われ、自己教育力がより確かなものと自覚できることとなります。

3.教育評価

  1. 学修成果の評価方法

    学修成果の評価方法は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示しています。シラバスでは各授業科目の到達目標を示し、予め定められた成績評価方法により、科目到達度の評価が行われます。

  2. 学修の到達度と評価

    学則に定める単位を修得した者に卒業が認定されます。学修成果の進捗状況はディプロマ・ポリシー自己評価シートにより学生、教員が相互に把握することができます。学位の授与は、卒業要件単位と各学科・専攻のディプロマ・ポリシーに掲げる能力、資質を総合的に判断して行われます。

文学部

日本文学科

日本文学科では、豊かな国語力を身に付け、日本文学・日本文化・文章表現の専門知識を修得し、社会に貢献できる人材を育成するため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により四国大学スタンダードである、自己教育力やICT活用力、地域・社会貢献力を養いつつ、専門科目の基礎となる日本文学・日本文化・文章表現・日本語学などの知識、及び資格科目の基礎を幅広く学びます。

    2年次では、全学共通科目の他、専門科目においても講義や演習を通じて、研究方法や文章表現スキルを修得し、専門性を高めます。また免許資格科目、その他専門科目の学修を通じて就業力を養います。

    3年次では、少人数教育により専門分野に関わる思考力や文章表現力をさらに高めます。併せて、教員免許や司書、学芸員の資格に関わる科目により就業力を高めます。

    4年次では、4年間の学修を集大成として卒業研究を通して、自ら表現し発信する力を修得するとともに、教育実習や博物館実習などにより実践的な就業力を身に付けます。

  2. 教育方法

    全学共通科目及び専門科目では、講義科目、演習科目、実習科目の組み合わせにより教育を行います。特に日本文学科では主体的な学びの力を高めるために、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを取り入れたアクティブラーニング形式の演習科目を多く設けています。さらに生成系AIなども授業に取り入れ、LMS(学習管理システム)を利用したウエブ上での学習指導やタブレットやノートパソコンを用いた演習科目の発表など、ICTを活用した教育を推進します。

  3. 教育評価

    学習成果の評価は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示しています。シラバスにおいて授業ごとの到達目標を示し、予め定められた成績評価方法により、科目到達度の評価を行います。授業中の小テスト、レポート、発表、グループワークの内容等を多角的な視点から評価します。さらに学習の達成度をマトリックス上に示すルーブリックを導入するなどし、客観的な評価ができるようにします。

書道文化学科

書道文化学科では、文学の内容理解とともに、それを素材とした実用的書写能力と芸術的書道表現能力を段階的に身に付け、変化する社会に貢献できる人材を育成するため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により自己教育力やICT活用力、地域・社会貢献力を養い、書写・書道に関する基礎的な知識や技能を修得します。また、古典や書道用語の説明や文章表現力について学ぶと同時に日本語学や日本文学、漢文学などの基礎的科目を幅広く学びます。

    2年次では、書写・書道に関する知識・技能を高め、更に商業書道・デザイン書道分野の書の技法と精神を一般社会で活かす力を修得します。また日本文学についてもより専門的な科目(講読・演習)を学修します。

    3年次では、少人数授業において専門性を深めるとともに、課題探究力と応用力を身に付け、思考力やコミュニケーション力を磨きます。

    4年次では、卒業研究において専門性をより高め、併せて就職をサポートする科目により就業力を身に付けます。

  2. 教育方法
    講義・演習・実習などの方法により、カリキュラムマップに沿って教育を行います。多くの授業において、ICTの活用やアクティブラーニングの考え方を取り入れた主体的で対話的な学びを実践し、自ら探究・創造する力などを養います。特に実習は、互いに研鑽することで技法・精神面の成長を図るなど、協働学修を行います。また、大学の書道文化研究センター内の豊富な資料を活用し、学外の博物館と連携した指導を行うことで鑑賞眼を高めます。さらに、地域社会での展示活動を推進することでグローバルな視点をもって書道文化を発信する活動を行いながら幅広い表現力を身に付けます。

  3. 教育評価

    学修成果の評価と到達目標は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示しています。予め定められた成績評価方法により試験等を行い、科目到達度の評価が行われます。

国際文化学科

国際文化学科では「国際的な感覚や視点」「コミュニケーション能力としての確かな英語力」「知識や技能を社会で活かす力」を身に付けることで、グローバル化と多様化が進み、AI活用など新しい技術革新が進む社会において、広く貢献できる人材を育成します。そのため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、四国大学スタンダードや全学共通科目と連動させながら、4年間の学びに必要なICT活用力やアカデミックスキルの修得を目指すとともに、グローバルな視点で世界の文化や歴史を理解するための基本的知識及び基本的な英語4 技能を身に付けます。

    2年次では、論理的思考力や豊かな表現力の養成に力点を置き、ICT活用力とアカデミックスキルの修得を目指し、同時に発信力やコミュニケーション力をともなう外国語運用能力を伸ばし、円滑な専門領域への導入を図ります。

    3年次では、自らの興味や関心に基づき主体的に選んだ「専門ゼミナール」を中心に、ディスカッションやプレゼンテーションなどで学びを広げつつ、各自のキャリアデザインを形成するための専門性を高め、地域の企業と連携して学ぶ科目等で就業力を身に付けます。

    4年次では、4年間の集大成である「卒業研究」において、専門領域の知識や技能の発展・深化を図りながら、同時に地域社会や国際社会で貢献できる力やAI活用力を身に付けます。また、全員が卒業時までに海外で語学研修を経験することにより、異文化理解を深め、英語などの外国語運用能力を高めます。

  2. 教育方法

    学年ごとの「自己教育力シート」への記入や「四国大学スタンダード」などの全学的な取り組みと学科での専門教育を緊密に連携させ、カリキュラムマップの中での科目の位置づけを意識しながら授業を行います。講義・演習など授業形態に関わらず、全体的に教員と学生の双方向的な授業を展開し、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどのアクティブラーニングの手法を多く取り入れ、クリティカルで論理的に考える力や表現する力の養成を目指します。

    ネイティブの教員の授業は基本的に英語で行われます。英検・TOEIC 等の外部試験への学生一人ひとりの取り組み状況などを全教員が情報共有し、英語をはじめとする外国語運用能力の向上を目指し、継続的にサポートします。

    学生一人ひとりが主体的な学びの習慣を身に付けられるよう、授業の事前事後学習(予習・復習)の指導を強化し、ICT活用力を生かしたeラーニング等での自主学習を促します。

  3. 教育評価

    小テスト、期末テスト、レポート、振り返りシート、プレゼンテーション、グループワークでの貢献度などで学修成果を測定します。同一シラバスで複数の教員が同時展開する科目(「基礎ゼミナール」など)は、教員間で評価基準などを細かく設定し、評価の信頼性・客観性・公平性・透明性の向上を図ります。プレゼンテーションを行う科目等において、学修の到達度を測定するルーブリックを活用します。

経営情報学部

経営情報学科

経営情報学科では、企業経営、公共経営の専門知識と情報処理能力を兼ね備え、課題の発見と解決方法を導き出し実践できる人材を育成するため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目による幅広い知識の修得とともに、4年間の学修の基盤となるICT活用力や経営学・会計学・経済学・情報学関連及び地域に関する基礎知識を身に付けます。

    2年次では、全学共通科目の修得とあわせて、各コースの専門知識を学修するとともに、少人数のゼミナールによりマネジメント能力、情報通信技術やコミュニケーション力など社会人としての基礎的なスキルを身に付けます。

    3年次では、各コースの専門性を深めるとともに、社会で実践する力を修得します。

    4年次では、卒業研究において4年間の学修を集大成し、実社会で求められる目標・課題設定力及び課題解決能力を修得します。

  2. 教育方法
    講義に加えて、各コースあるいは各ゼミで基礎知識の修得を徹底するとともに、地元企業や地方自治体、地域住民と連携して実践的な教育を行います。

  3. 教育評価

    学修成果の評価は、期末試験をはじめ、課題の報告や発表、卒業研究の執筆と発表などを通して、総合的かつ多面的に実施します。特に、自主性と自らの創意工夫を高く評価することとします。

メディア情報学科

メディア情報学科では、変化する社会で役立つメディア情報の知識とビジネススキルを身に付けるため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目による幅広い知識の修得とともに、専門科目のコンピュータとインターネット等の情報リテラシー、AIの基礎知識を修得し、ビジネスに活用するための基礎的知識を身に付けます。

    2年次では、全学共通科目の修得とともに、専門科目の演習や実習を通じてeビジネス、メディアデザイン、情報システムの専門的知識・技術を身に付け、プレゼンテーション力やコミュニケーション力を修得します。

    3年次では、各コースの専門性を深め、プロジェクト演習や専門科目の演習において地域社会の課題を解決するためのスキルを実践的に修得します。

    4年次では、卒業研究において4年間の学修を集大成するとともに、実社会で求められる応用力を修得します。

  2. 教育方法
    講義や演習とともに、プロジェクトベースラーニング(一部アクティブラーニングを含む。)を踏まえたコース毎のプロジェクト演習や地域の課題を踏まえた卒業研究で、より実践的な教育を行います。

  3. 教育評価
    学修成果の評価は、期末試験をはじめ、課題の報告や発表、卒業論文の執筆と発表などを通して、総合的かつ多面的に実施します。特に、自らの自主性と創意工夫を高く評価することとします。なお、講義や演習でルーブリック評価を導入しています。

生活科学部

人間生活科学科

人間生活科学科では、教育・保健医療現場や企業・地域社会で必要な専門的知識と技術を身に付け、変化する社会に貢献できる人材を育成するため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により自己教育力やICT活用力、地域・社会貢献力を養い、4年間の学修の基礎となる生活科学の理論や心理学、養護保健学、デザインの基礎及びAIの活用法を身に付けます。

    2年次では、各コースの専門基礎を学修し、コミュニケーション力、カウンセリング力及びデザインに関する表現力・実践力を身に付けます。

    3年次では、各コースに係る専門性を深めるとともに、卒業後の進路を見据えた教育プログラムを実施します。加えて、少人数のゼミを通じて学修課題を探究する力を修得します。

    4年次では、4年間の学修を集大成として卒業研究・制作に取り組み、教育・保健医療現場や企業・地域社会で活躍できる力を修得します。

  2. 教育方法
    実習・演習形式の授業を多く取り入れ、ICTの活用や学生自ら学ぶアクティブラーニングの方法を取り入れた教育を実践します。

  3. 教育評価
    学修成果の評価は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示しています。シラバスでは各授業科目の到達目標を示し、多様な観点による基準配分割合にのっとり、到達度の評価が行われます。なお、多数の専門科目においてルーブリック評価を導入しています。

健康栄養学科(令和4年度以降入学生)

健康栄養学科では、食を通じて人々の健康の保持増進に資する栄養マネジメント、スポーツ栄養及びフードデザインに関する知識と技能を身に付けるため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目によりAI・データサイエンスに関する知識や地域・社会の理解を深め、国際的視野に立って物事を捉える力を養います。また、4年間の学修の基盤となる専門基礎科目を学び、食と健康に関する基礎学力を身に付けます。

    2年次では、食と健康に関する専門知識を高め、コース別に将来の目標に沿った専門性を身に付けることにより、専門職に必要な資質を高めます。

    3年次では、各コースの専門性を深めるとともに、臨地実習等を通じて専門職に必要な体験と知識の応用力・実践力を身に付けます。

    4年次では、各コースの専門性を卒業研究等につなげ発展させることにより、食と健康に関連する多様な分野で社会に貢献できる管理栄養士や食のスペシャリストとしての総合力を身に付けます。

  2. 教育方法

    教育内容や学生の修得度に合わせて講義科目、演習科目、実験・実習科目を組み合せて段階的、体系的な教育を行います。1年次後期からコース別の学びに加え、3年次からは臨地・校外実習において学内指導教員と臨地指導者から助言・指導を受けながら学修を深めます。

    科目と科目の関連性や内容の順序性を表したカリキュラムマップを作成・提供することで、学修の順序や関連性を認識し、学生自らが学修の振り返りをできるようにしています。

    複数の専門科目にまたがって思考・判断する力及び問題を解決する力を身に付けるため、3年、4年次に総合力を育成するための科目を設けています。

    国家試験受験対策として、講座や模擬試験等を実施しています。

  3. 教育評価

    学修成果の評価は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示しています。シラバスでは各授業科目の到達目標を示し、予め定められた成績評価方法により筆記や実技試験等を行い、科目到達度の評価が行われます。

管理栄養士養成課程(令和3年度以前入学生)

管理栄養士養成課程では、食を通じて人々の健康の保持増進ができる知識と技能を身に付けるため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容
    1年次では、全学共通科目により社会人基礎力や人間・社会関係力を養いつつ、4年間の学修の基盤となる基礎教育科目を学ぶとともに、食と健康に関する基礎学力を身に付けます。2年次では、食と健康に関する専門知識及び専門職に必要な資質を高めます。3年次では、臨地実習等を通じて専門職に必要な体験と知識の応用力・実践力を身に付けます。4年次では、卒業研究等を通じて人々の健康の保持増進に努め、社会に貢献できる管理栄養士としての総合力を身に付けます。

  2. 教育方法
    教育内容や学生の修得度に合わせて講義科目、演習科目、実験・実習科目を組み合せて段階的、体系的な教育を行います。特に、臨地・校外実習は学内指導教員と臨地指導者から助言・指導を受けながら学修を深めます。科目と科目の関連性や内容の順序性を表したカリキュラムマップを作成・提供することで、学修の順序や関連性を認識し、学生自らが学修の振り返りをできるようにしています。複数の専門科目にまたがって思考・判断する力及び問題を解決する力を身に付けるため、3年、4年次に総合演習Ⅰ・Ⅱの科目を設けて総合力を育成します。国家試験受験対策として、講座や模擬試験等を実施します。

  3. 教育評価
    学修成果の評価は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示しています。シラバスでは各授業科目の到達目標を示し、予め定められた成績評価方法により筆記や実技試験等を行い、科目到達度の評価が行われます。

児童学科

児童学科では教育・保育に関する知識と技術を身に付け、豊かな人間性と実践的指導力を備えた小学校・幼稚園教諭及び保育士、保育教諭を養成するため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により自己教育力やICT活用力、地域・社会貢献力を養いながら、小学校・幼稚園教諭及び保育士、保育教諭に必要な基礎的知識と技能を身に付けることに重点を置いています。

    2年次では、小学校教諭を目指す児童教育学コースと幼稚園教諭及び保育士、保育教諭を目指す保育学コースにおいて、教育・保育に関する基本的理論や各教科・領域の専門的知識と技能を修得します。また、保育学コースでは、観察参加実習を通じて基礎的な指導力を身に付けます。

    3年次では、各教科・領域の指導法を学修するとともに、教育・保育の現場での実習及び学習ボランティアや子育て支援ボランティアを通じて実践的指導力を身に付けます。

    4年次では、卒業研究や教職・保育実践演習を通じて情報収集や分析力、表現力、コミュニケーション力を養うとともに、教育・保育実習で実践的指導力を高めます。

  2. 教育方法

    4年間を通じて理論と実践を組み合わせた教育方法を取り入れています。基礎的な理論を講義で学び、それらを踏まえて、実践的指導力につなげるため、演習や実習での現場体験を行います。自ら学ぶ力や問題解決能力を育成するため、アクティブラーニングやICTの活用を取り入れた科目を設けています。

  3. 教育評価

    講義科目では筆記試験やレポートなどで基礎知識の理解度を評価します。演習や実技科目では専門的な技能と応用力を試験や課題提出、発表などで評価します。小学校・幼稚園教諭及び保育士、保育教諭を養成するために知識や技能、理解力だけでなく、授業態度(事前準備や積極的な取り組み)、表現力、コミュニケーション力などの人間性及び実践的指導力といった多面的な観点から評価を行います。

看護学部

看護学科

看護学科では、「看護」を人の健康レベルを高めることを目的として、「環境」と「人間」の双方に働きかける営みと捉え、看護を実践する上で、専門的な知識・技術、系統的な思考及び豊かな人間性を身に付けるため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により自己教育力やICT活用力、地域・社会貢献力を養い、看護学を学ぶものとして必要な人間と健康に係る基礎知識と看護の基本技術を身に付けます。臨地実習では生活者や患者の環境の理解とコミュニケーションカを基本に対人援助技術の基礎的な知識・技術を修得できるようにします。

     2年次では、専門基礎科目を学修するともに、健康の保持・強化・修正・保護に関する知識と技術を修得できる科目を配置しています。臨地実習では、患者の権利を尊重することや情報の取扱いに関する理解のもとに具体的援助方法を体験し、看護の役割について考えられるようにします。

     3年次では、病院や地域で生活する様々な健康レベルの人々への援助について演習を通して学び、領域別看護学実習において看護の専門性を探究し、各専門領域における看護の知識と技術を修得するための科目を配置しています。

     4年次では、4年間で修得した専門的な知識・技術・思考力を統合させ、看護者としての専門性と自立性を養うとともに、看護学を生涯学習の視点で捉え、社会に貢献できる力を身に付けます。

  2. 教育方法

    看護学の学修は、講義、演習、実習と深化させ、実際の対象者との関わりを通して具体的に援助のあり方について考えられるように工夫します。

    学生自身による主体的な学修を支援するために、講義、演習、実習の全ての段階で、事前学習、主体的な実践、実践後のリフレクションと事後学習を取り入れます。

    講義、演習科目の多くで、高機能シミュレーションモデル人形等のICT機器の活用やアクティブラーニングを取り入れ、主体的な学修になるように計画、実施しています。

    看護師免許、保健師免許、助産師免許取得のための国家試験受験対策として、合格に必要な知識が修得できているかどうかを確認するための模擬試験や各領域の講座を計画、実施します。

    各学年に少人数形式で実施する科目を配置し、学生一人ひとりに応じた学修支援を行います。

  3. 教育評価

    各学年の前期・後期の成績発表に合わせて、チューター教員は学生とともにGPA値を確認し、一定レベルを満たしていない場合は、個別に自己の学修状況を振り返る機会にします。

    各学年の後期終了時には、学生個々の取り組みの振り返り、各領域で実施している看護技術経験状況を総合的に評価します。

    4年間の学修成果は、卒業に必要な単位の修得状況と基本的な知識や臨床判断能力、卒業時の基礎看護技術到達状況等で総合的に評価します。

四国大学短期大学部

ビジネス・コミュニケーション科

ビジネス・コミュニケーション科では、ビジネスの各分野で必要な社会人としての基礎力及びビジネス等の実務能力を身に付けるため、次のような方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により、ICT活用力や地域・社会貢献力を養いつつ、各コースの専門科目において、ビジネス社会の基盤となるキャリア教育及びビジネス・情報処理の基礎知識を修得するとともに、各コースが目指す検定・資格などの取得に向けた専門的知識を身に付けます。さらに1年次・2年次にわたり、地域創生人材育成(公務員講座)や地域志向型の専門科目を配置します。

    外国人留学生は、日本語能力の向上を図るとともに大学での学修に必要な基礎的スキルを身に付けます。

    2年次では、様々な専門科目に加えて、必修科目であるゼミナールを通して、ビジネスに有益な学修の機会を準備し、ビジネス社会での実践的な力を修得します。

    外国人留学生は、ビジネス日本語、ビジネス会計、ビジネスITを三本柱に実践的・実務的な力を身に付けるとともに、3年次では、日本のビジネス社会で必要なスキルの修得を目指し、より専門的な内容を学びます。

  2. 教育方法

    講義、演習、フィールドワークなどにより、カリキュラムマップに沿って教育を行います。

    多くの講義、演習科目において、アクティブラーニングの考え方を取り入れた主体的で対話的な学びを実践し、課題発見、探究、問題解決、新たな価値の創造といったビジネスにおける基礎力を養います。

    フィールドワークでは、地域社会との交流、現場でのデータ収集や実践的な研究を通して学修成果を深め、ビジネスにおける実践力を養います。

  3. 教育評価

    学修成果の評価は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示しています。試験や課題、クラスワーク等、様々な活動から見た目的達成度の評価をします。

人間健康科食物栄養専攻

人間健康科食物栄養専攻では、人々の健康を支援するため、食品や栄養に関する知識・技術を身に付け、変化する社会に対応する力、食を通じて、協働して地域社会に貢献する力を養うため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目によりICT活用力や地域・社会貢献力を養いつつ、栄養士や食品衛生管理者として必要な食品、栄養、調理の専門基礎知識と、実験・実習を通じて実務的な能力を身に付けます。

    2年次では、修得した専門知識・技術を応用科目で深めるとともに、集団給食施設での校外実習で実践的な能力を身に付けます。また少人数制の卒業研究を通じて、地域社会に貢献するため自ら計画し実行する能力を身に付けます。

  2. 教育方法

    講義や実習ではLMSを利用した学習やルーブリック等を通して、基礎的知識の確実な定着を進めます。また、カリキュラムマップとカリキュラムツリー、科目ナンバリングに沿って、関連科目間で有機的な連携を図るとともに、実験や実習科目などグループワークを多く取り入れ、協働した学びを通して講義内容の理解と実践的な能力を養えるよう工夫します。

    本専攻の特徴である卒業研究ではアクティブラーニングを取り入れ、変化する社会や地域の課題解決を目標とし、学生が主体的・積極的に取り組めるように少人数での教育を行います。発展的に知識・技能を活用する力とともに、協働して地域社会に貢献する力を養うなど、実践的な教育を行います。

  3. 教育評価

    学修成果の評価は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示しています。シラバスでは、各科目の到達目標を示し、試験等を行い予め定められた成績評価方法により到達度の評価を行います。

    卒業研究では、オーラルプレゼンテーションを含む成果発表を行い、最終的には卒業研究担当教員により知識・技能の活用力、協働力、探究力などを総合的に評価します。

人間健康科介護福祉専攻

人間健康科介護福祉専攻では、高い倫理観を持ち介護福祉士に関する専門的知識と技術を身に付けた専門性の高い介護福祉士を育成するために、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により自己教育力やICT活用力、地域・社会貢献力を養いつつ、専門職としての基礎教養を修得します。介護実践の背景にある社会の動向や、その実践の根拠などの基本を学びながら、介護が必要な高齢者や障がい者の支援方法における実技等を学習します。コミュニケーションを中心とした第一段階の実習、介護過程を学ぶ第2段階の臨地実習へと段階的に専門技術を習得します。

    2年次では、介護福祉士の国家資格取得のための専門的知識・技術やグローバルで豊かな人生観や職業観を高めるステップアップした科目に取り組むとともに、第3段階の臨地実習にて総合的な介護過程の展開と評価スキルを学び介護福祉士としての実践力を高めます。

  2. 教育方法

    学生の理解度に合わせた講義、演習、実習を組み合わせて行います。臨地実習では、教員と臨地実習指導者から助言・指導を受けながら、学修を深めます。

    科目全体を俯瞰し、学習の順序、科目と科目の関連性、内容の順序性を表したカリキュラムマップを活用することで、学習効果が上がるよう工夫します。

    グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどを取り入れたアクティブラーニング形式の授業やICTを活用した教育方法を積極的に実施し、学生が能動的に授業に関われるようにします。

    自己教育力シートや就業力自己評価シートを活用し、初年次ゼミ、教養講座、ボランティア体験報告などを通し、学生とチューター間でやり取りを行い、学生の更なる学びを深め、学習意欲の向上や就業力育成に繋げられるよう、学生の個別性に配慮した指導をします。

  3. 教育評価

    各実習では、基礎となる授業科目の理解度が、一定の基準に達していることを要件とします。

    卒業、進級判定、学生個人の学修成果について、客観的データの分析やルーブリックなどによって評価します。また、学生個人の教育評価は、卒業要件単位数の充足、実習における評価、GPAによる判定等に基づいて総合的に行います。

幼児教育保育科

幼児教育保育科では、豊かな人間性と高い専門性を備えた保育者を養成するため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により自己教育力やICT活用力を養いながら、地域・社会貢献力を育み、保育者として必要な保育・教育に関する基礎理論や技術を身に付けるとともに、実習を通じて保育の実際を体験します。

    2年次では、保育の内容・方法の専門的な知識や技能を高めるとともに、保育を取り巻く環境について理解を深め、実習を通じて保育の総合的な実践力を修得します。また、長期履修プログラム(保育英語・特別支援3年コース)では、2年間で身に付けた保育の専門的な知識や技能を基に、保育現場のニーズに対応できる即戦力を修得します。

  2. 教育方法

    講義や演習では、アクティブラーニングやグループワークなどを取り入れ効果的な学びを行います。また、実習やインターンシップを通して保育の実際を体験的に学ぶとともに、実習の振り返りやポートフォリオを活用し、実践力を深めます。

  3. 教育評価

    講義や演習、実習などを基礎・基本の定着という視点から総合的に評価するとともに、実習などを実践力の育成という視点から多面的・重点的に評価します。

音楽科

音楽科では、音楽に係る「創造力」、「表現力」及び「実践力」を身に付け、卒業後に幅広い進路選択を可能にするため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次では、全学共通科目により自己教育力やICT活用力を養いつつ、音楽の基礎理論を学修するとともに、個人指導による実技科目により高い技術力を身に付けます。

    2年次では、個人指導やキャリア教育を通じて高度な表現力を身に付けるとともに、実社会で活躍できる力を修得します。また、演奏会などの企画・運営・実施を通じて、問題解決能力とコミュニケーション力を身に付けます。

  2. 教育方法

    専攻実技をはじめ、実技系の授業においては専門教員によるマンツーマンレッスンを行っています。またソロ、アンサンブルなど、様々な演奏形態での発表の機会を設け、実践的な体験を通じて演奏成果の向上、他者と協働して達成する力を身に付けます。

    講義、演習、実習科目においては、少人数制による学生一人ひとりに合わせた学びを中心に、アクティブラーニングの考えを取り入れ、学生が主体的に学修習できるようにします。

    音楽の学びを通して、自分の個性を伸ばし、他者の個性を認め協働する中で、音楽的感性を磨き、音楽を通じて生きる力を養います。

  3. 教育評価

    実技・講義・演習・実習それぞれの科目における到達目標、学修成果の評価については、シラバスに示して、定められた評価方法に基づき到達度の評価を行います。

    実技試験においては、担当教員だけでなく複数の採点委員により試験を実施し、幅広い視点から公正な評価を行います。

四国大学大学院

文学研究科

文学研究科では、広い国際的視野と日本文化の伝統を踏まえた精神性豊かな知識を基盤とし、精深で高度な学識と研究能力を培い、生涯にわたって教育や研究に携われる専門的職業人の養成及び社会人の再教育等を行うため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容
    日本及び世界の言語・文化・文学・書道・歴史・教育に関する内容を中心に、学際的な視点で幅広い知識や技能・思想を学びます。
    専攻は「日本文学・書道文化専攻」と「国際文化専攻」の2種があり、前者は「日本文学分野」と「書道文化分野」に分かれ、後者は「国際文化・文学」「英語コミュニケーション」「語学教育」の3コースがあり、いずれも修士論文又は特定の課題についての研究の成果の作成を目指します。1年次には、各種授業から知識・技能を高め視野を広げ、各自のテーマに関して計画的に研究を進めます。2年次には、各種授業から得た成果を活かしてさらに研究を進め、口頭試問及び成果発表を実施し、社会への発信力も高めます。

  2. 教育方法
    授業科目は講義・演習・実習を有機的に組み合わせた「特論」の少人数授業が中心で、教員と学生同士のディスカッションやアクティブラーニングを取り入れ、在職社会人も履修しやすいように昼夜開講制とし、必要に応じて遠隔授業にも柔軟に対応しています。修士論文作成は、ゼミ担当教員による2年間の必修の「特別演習」の授業で計画的に進められ、修士論文に替わる課題として、小説・翻訳・書道作品制作と解説発表・英語教材作成等も設定されています。いずれも手厚い個別指導が中心です。学生の研究上の必要に応じ、中国・台湾の大学院との交流プログラムも用意されています。

  3. 教育評価
    各科目の評価は、それぞれの担当によってシラバスで具体的に示し、総合的に実施します。また、修士論文及び特定の課題についての研究の成果の評価は、論文内容とともに公開の口頭試問(書道作品制作課題の場合はその展覧会も含む)によって実施します。各自の課題を広い視野で積極的に研究して高度な知識や技能を身に付け、それを社会で活用・発信する能力を修得しているかについて、評価します。

経営情報学研究科

経営情報学研究科(博士前期課程)では、企業経営、公共経営及び情報の各分野、さらにこれらを融合した分野での研究と教育を通じて、高度の専門的学識と研究能力を有し、視野の広い多方面に適応できる高度な専門的職業人の養成及び社会人の再教育等を行うため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容
    経営情報学研究科(博士前期課程)では、1年次には企業経営、公共経営、公共政策及び情報の各分野、さらにこれらを融合した分野における専門授業科目並びに特別演習を受講することで、深い専門知識と研究を行う素養を身に付けます。
    2年次には、研究に関する指導教員との討論や文献検討を通じて、高度な専門職業人としての幅広い専門知識、技術及び課題解決能力を身に付けます。

  2. 教育方法
    授業は、在職社会人が履修しやすいように昼夜開講制とし、必要に応じて遠隔授業も取り入れています。授業科目は特論と特別演習からなります。特論は全て選択科目であり、自身の専門領域に関係する科目を分野の枠を超えて自由に選択履修できます。特別演習は必修科目であり、研究指導教員の研究指導のもと、個別の徹底した専門領域の研究を遂行し、修士論文の作成につなげていきます。

  3. 教育評価
    科目レベル及び教育課程レベルで以下のように教育評価を行います。
    (1)科目レベルでは、シラバスで提示された成績評価基準に基づいて、学修成果状況を評価します。
    (2)教育課程レベルでは、①単位取得状況による修了要件の達成状況、②修士論文の成果、③研究科所定の免許・資格の取得状況、④専門領域の関連学会等における研究活動成果(研究論文、研究発表など)等について総合的に評価します。

人間生活科学研究科

人間生活科学研究科では、健康で良好な質の高い人間生活実現のために、人間発達と健康生活に関わる専門的かつ学際的知識を持つ高度な専門的職業人の養成及び社会人の再教育等を行うため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容
    1年次は、保健学、児童発達教育学、健康生活科学の3分野のコア科目である「人間発達学特論」「健康生活科学特論」を、分野を横断して学ぶことで健康で良好な質の高い人間生活について考えを深めます。また人間発達と健康生活に関わる専門科目を学修することで、基礎的知識、最新で発展的な情報や技術を修得し、在職社会人においては現職務へのフィードバック等ができるようにします。さらに「特別研究Ⅰ・Ⅱ」では研究課題を遂行するための研究倫理、専門知識と技術、科学的思考力等、あるいは作品の創造・制作方法等を身に付け、修士論文又は特定の課題についての研究の成果(学位論文)作成のための実際を学びます。
    2年次では、3分野の各専門性に合わせてより詳細で高度な学修を行うとともに、他分野科目の履修により視野を広げ、学際的知識を持つ高度な専門的職業人として、社会に貢献できる力を養います。「特別研究Ⅲ・Ⅳ」では、専門分野をより深化させるための研究を展開し、学位論文を完成させます。

  2. 教育方法
    授業は、在職社会人が履修しやすいように昼夜開講制とし、必要に応じて遠隔授業も取り入れています。授業科目は、主体性、実践性、学際性を重視し、「人間発達学特論」「健康生活科学特論」「特別研究Ⅰ〜Ⅳ」を必修科目とし、それ以外は選択科目としています。「人間発達学特論」「健康生活科学特論」は保健学、児童発達教育学、健康生活科学の3分野の教員によるオムニバス方式で実施します。多くの講義・演習は少人数制でアクティブラーニングを取り入れ、専門性に合わせたコースワークを設け、体系的に学び、他分野科目の履修により視野を広げることができます。またストレートマスター(学部卒業者)と社会人との混成となるため、両者間の経験や知識の相互交流により学修効果の向上が見込まれます。「特別研究Ⅰ〜Ⅳ」は、原則として同一指導教員のもとで、2年間継続して各自の研究テーマに従って研究を遂行します。

  3. 教育評価
    各授業科目の成績は、試験、レポート提出等を総合して判定・評価し、大学院修了に必要な単位の取得状況及び「学位論文」で総合的に評価します。学位論文の審査及び最終試験は、3名以上の教員で行い、①養護保健、衛生、心理、子どもの発達・教育、健康保持・増進、栄養、食の安全、芸術等の各専門分野の探究を通して人間生活を総合的に理解できる能力、②家庭、学校、地域社会の質の向上に貢献するための専門知識・能力の修得を総合的に評価します。

看護学研究科

看護学研究科では、高い倫理観と明確な看護観を基盤に、専門的な知識・技術に基づく看護を提供することにより、看護の諸現場でリーダーシップを発揮して地域社会に貢献できる質の高い看護実践者を育成するため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容

    1年次は、「看護研究方法論」を必修科目において、看護学分野の実践、教育に共通の看護学の研究方法論について深く学びます。5科目10単位以上の共通科目は、学生の興味・関心に基づいて選択することができます。生活支援看護・臨床看護実践開発・助産学の分野の専門性に合わせて、専門科目の各領域の「看護学特論」と「看護学演習」では、看護学を体系的に学ぶとともに、各現場の課題解決に向けた看護実践をエビデンスに基づき指導・助言できる能力を身に付けます。

    また、これらと並行して、「特別研究」において指導教員との討論や文献検討を通じて各自の研究テーマに関する見識を深め、研究計画書を作成します。2年次の「特別研究Ⅲ・Ⅳ」では、自らの研究計画書に従って研究を行い、修士論文又は特定の課題について、研究成果を論文としてまとめます。

  2. 教育方法

    授業は、在職社会人が履修しやすいように昼夜開講制とし、必要に応じて遠隔授業も取り入れています。専門科目の各領域の「看護学特論」においてエビデンスに基づいた論理的思考による高度な専門的知識の理解と深化をはかるとともに、「看護学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」において、文献レビューとクリティーク、ディスカッション・実習等により、明確な看護観と看護課題への探求心、リーダーシップの育成を図ります。

    学位論文等の作成にあたっては、3分野8領域に「特別研究」を設定し、個々の大学院生の研究テーマに沿って、個別に指導を行います。研究計画書が完成した段階で倫理審査委員会の審査を受けることにより明確な研究倫理観を養います。さらに、研究計画書審査や中間発表会を設け、段階的な学修過程となるよう配慮しています。

  3. 教育評価

    学修成果の評価は、授業中のディスカッションや発表・課題レポートの内容を総合的に評価します。特に専門分野における主体的な課題設定や解決策の立案に関する内容を高く評価します。

    修了に必要な単位の修得に加え、修士論文又は特定の課題についての研究の成果を評価し、学位を授与します。

経営情報学研究科博士後期課程

経営情報学研究科(博士後期課程)では、経営学、経営情報学の分野で、企業経営、会計、租税、公共経営、公共政策、情報システム、メディア情報学の研究に必要とされる知識を身に付け、各分野の研究、さらには他分野に情報技術を応用する学際融合的分野の研究を進めることができる高度な人材を養成するため、次の方針でカリキュラムを編成します。

  1. 教育内容
    経営情報学研究科(博士後期課程)では、1年次には、経営学、経営情報学の各分野における専門授業科目を受講することで、幅広い専門知識と研究を行う素養を身に付けます。また、研究指導教員の助言指導により緻密な研究遂行計画を立て文献検討を行って自身の研究の意義をまとめます。
    2年次には、研究指導教員とのディスカッションや文献を検討しながら研究を遂行し、関連学会において研究発表を行い、それらを学会誌に論文として投稿する等の研究活動を行います。
    3年次には、研究指導教員の指導のもと、研究成果を博士学位論文にまとめ、研究者又は高度な専門職業人としての幅広い専門知識、技術及び課題解決能力を身に付けます。

  2. 教育方法
    授業科目は各分野における特別研究で、自身の専門領域に関係する科目を分野の枠を超えて自由に選択履修できます。一方、研究指導教員の研究指導のもと、個別の徹底した専門領域の研究を遂行し、博士学位論文の作成につなげていきます。

  3. 教育評価
    科目レベル及び教育課程レベルで以下のように教育評価を行います。
    (1)科目レベルでは、シラバスで提示された成績評価基準に基づいて、学修成果状況を評価します。
    (2)教育課程レベルでは、①単位取得状況による修了要件の達成状況、②博士学位論文の成果、③専門領域の関連学会における研究活動成果(権威ある学会における査読付き論文の公刊、学会・機関等における研究論文又は研究発表など)等について総合的に評価します。

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