海外インターンシップ体験談
海外インターンシップ体験談 2017年8月
2017年8月には、徳島県内企業の中国をはじめ東アジアや東南アジアでのビジネス展開を支援する徳島県上海事務所にご協力いただき、上海の現地旅行社や日系百貨店などで2日間の海外インターンシップを実施し、2名の学生が参加しました。
2日間のスケジュール
1日目 | ||
時間 | 場所 | 内容 |
9:30 | 徳島県上海事務所 |
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14:00 | 中信旅行 |
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16:15 | 徳島県上海事務所 |
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2日目 | ||
時間 | 場所 | 内容 |
11:00 | 上海貿易有限公司 |
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15:00 | 上海高島屋 |
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16:15 | 徳島県上海事務所 |
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文学部国際文化学科3年 象潟 奈央
Q1 海外インターンシップに参加したきっかけは何ですか?
私は父の影響で中国語の発音の美しさや中国文化に興味を持つようになり、大学入学後も中国人留学生や先生方に
中国語を教えてもらっていました。今回はその中国・上海で、徳島がどのようにPRされているか、
また中国と日本のビジネス習慣や個人の働き方の違いなどを知りたいと思い参加しました。
Q2 1日目のインターンシップで一番印象に残っていることは何ですか?
現地旅行社・中信旅行で、徳島県への旅行ツアーの企画に関する会議に出席しました。
最近、日本の防災教育や地震体験ができる防災施設が外国人観光客の関心を集めていることなども
情報交換されており、とても興味深い内容でした。
Q3 2日目のインターンシップで一番印象に残っていることは何ですか?
上海貿易有限公司で、日本食の販売促進についてお話を聞きました。一般にはインスタントラーメンや
お菓子などの加工食品が普及しているそうです。ただ、中国も経済成長に伴い富裕層の健康志向は
高まりを見せ、高価でも日本産のヘルシーフードや納豆などに人気があることを知りました。
Q4 今後の目標、海外留学・国際交流など計画されていることはありますか?
上海でのインターンシップ後、そのまま湖南省へ移り、湘潭大学での留学を予定しています。
語学の勉強に加えて、文化や歴史を知る機会をつくるつもりです。そして、私からは日本の食文化を伝えるため、
お味噌汁を振る舞う予定です。このことをきっかけに日本文化に興味を持ってくれる中国の方が増えることを願っています。
文学部国際文化学科2年 宮城 京華
Q1 海外インターンシップに参加したきっかけは何ですか?
2017年1月に外務省が行う対日理解促進交流プログラム「KAKEHASHI Project」に四国大学が選出され、
私もアメリカWashingtonD.C.にてお遍路さんを紹介しました。お遍路さんについて初めて知る方ばかりで、
四国・徳島の誇れる文化である八十八ヶ所巡礼と遍路をもっと海外に発信していくべきだと感じました。
そこで徳島県上海事務所では、どのような観光PRや県産品の販路拡大の施策がなされているか知りたいと思い、
参加しました。
Q2 1日目のインターンシップで一番印象に残っていることは何ですか?
現地旅行社・中信旅行との会議に出席し、徳島県への観光誘致情報についてお話を伺いました。
私たちも徳島県のツアープランを組んでみました。徳島ならではの食事や文化体験を盛り込むのはもちろん、
旅行者の生活や食事の習慣、国民性や人気があるものなどの情報がないと魅力的なツアーを作れないと痛感しました。
Q3 2日目のインターンシップで一番印象に残っていることは何ですか?
2日目は県産品の販売促進と上海高島屋の現地調査をしました。中国に輸入されている日本製品は、
関税や物流コストにより高価であるにも関わらず、安全性や品質に信頼を得ており販売は好調だそうです。
日本製品への良好なイメージ、現地の高級志向をもつ人々へのPR、ブランディングを積み重ねていくことの
大切さを学びました。
Q4 今後の目標、海外留学・国際交流など計画されていることはありますか?
この上海でのインターンシップ後、8月末から「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」で
アメリカのミシガン州に留学します。にじいろ小学校という現地の学校で日本語を教育するとともに、
四国の遍路文化を広める活動を計画しています。ミシガン州で出会う方々に四国・徳島の文化を伝え、
私なりの国際交流と徳島県PR活動を頑張ってきます。