地域教育プログラム

四国大学の地域教育

四国大学では、本学が進める教育改革において、地域創生を担う若い世代が身に付けるべき力を体系的に整理し、「四国大学地域教育プログラム」を作成しました。大学と地域社会の関係者が協力・協働して地域の課題を解決するための知識や技術を身に付け、より多くの学びの成果が得られるようプログラムを構成しています。

地域教育プログラム

「地域教育プログラム」は、「全学共通科目」の地域連携科目、学生の自主的活動を基にした「自由科目」、地域志向型の「専門科目」及び「新『あわ学』」への取り組みなどの「地域研究」で構成されており、それぞれの内容がつながりをもって新しい地域教育を目指した構成となっています。

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全学共通科目

本学では、徳島をよく知り、学生一人ひとりが課題を見つけ未来に向かって取り組む力を養い、地域社会で活躍できる人材に育ってほしいと考えています。このため、全学共通教育の地域連携科目として6科目を開設しています。授業科目の具体的な内容は次のとおりです。

科目名 履修年次
●消費者市民社会 大学1年前期、短大1年前期
●地域未来探究 大学1年後期、短大1年後期
●地域創生入門 大学2年前期、短大2年前期
●徳島の歴史と文化 大学1年前・後期、短大1年前・後期
●四国いやしの道 大学2年後期、短大1年後期
●災害と防災 大学1年後期、短大1年後期

自由科目

chiiki_zutyu2.jpg自由科目として開設している「地域貢献・ボランティア活動Ⅰ」「地域貢献・ボランティア活動Ⅱ」「地域企業等研究活動」の3科目は、学内での講義や演習による授業ではなく、学生自らが在学中に学内外での社会に対する貢献活動、ボランティア活動や自らのキャリア形成、就職活動の準備に役立つ地域の企業等を研究する活動を行って、定められた時間数を積み上げることによって授業科目の学修として単位を認定するものです。
学生にとっては、それぞれの活動を通してさまざまな経験を積むことにより、これからの学習や自身のキャリア形成に活かせるだけでなく、活動してきた内容を可視化し、就職活動のときなど自己アピールのひとつとして活かすことができます。
また、本学では、学生が「地域に出かけ、地域の実態を知り、体験して課題解決に向けて活動すること」は大変意義深いものであると考え、優れた取り組みを行った学生を表彰する制度を設けています。
授業科目 単位数 単位の修得方法
大学 短大
地域貢献・ボランティア活動Ⅰ 2 1 マナバコースから、オンデマンドによる講義を受け、SUDAchi CARDを取得します。対象となる活動を60時間(短大30時間)を積み重ね、活動内容や結果をレポートなどで提出し、チューターの評価を受けて単位として認定されます。「活動Ⅰ」の時間が60時間(短大30時間)を超えると「活動Ⅱ」の時間としてカウントされます。
地域貢献・ボランティア活動Ⅱ 2 1
地域企業等研究活動 2 1 マナバコースから、オンデマンドによる講義を受け、SUDAchi CARDを取得します。外部の企業などで60時間(短大30時間)の地域の企業等を研究する活動を行い、活動内容や結果をレポートなどで提出し、チューターの評価を受けて単位として認定されます。

参考資料

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