日本文学科
日本の言語、文学、歴史、文化、その魅力を探究する
日本文学科では、日本の言語、文学、歴史、文化を深く学び、専門的な研究方法を身に付けることで社会に寄与できる人間性豊かな教養人を育成します。
【動画でチェック】文芸創作の学び どう表現すると文学作品になるのか
topicsトピックス
-
2024年11月13日
日本文学科4年の石澤遥さんが「阿波文化創造賞」を受賞しました
-
2024年11月11日
学際融合研究所言語文化研究部門講演会 大久保純一氏「蔦屋重三郎と寛政時代の浮世絵界」を開催します。
-
2024年10月29日
日本文学科佐々木教授が慶應義塾大学文学部が主催する「文学する方法」で講演します
-
2024年10月18日
まなびーあ徳島特別講座「音のない理髪店」著者 一色さゆりさんによる講演会に日本文学科の学生が登壇します
日本文学コース
古典から現代まで幅広く、かつ深く文学を探求します。文学研究のほか日本語学など多彩な研究領域を持ちます。
日本文化史コース
日本文化とその歴史、さらに東洋と西洋の文化交流の歴史を学びます。神話、宗教、歴史、民俗学など幅広い分野にわたって研究します。
文章表現・創作コース【NEW】
実務的文章の作成法、批評文・論説文、文芸創作まで幅広く学びます。生成系AIなども活用し、多様な文章表現法を習得します。
学びの特色
言葉と真摯に向き合い、表現力を磨く
講義では様々な言語文化を学ぶことで、いずれの分野でも活躍できるよう、十分な国語力を身に付けることに重点を置いています。専門教育では各々の時代、分野を得意とする教員が揃い、学生のあらゆる関心領域や問題意識に対応できる態勢が整っています。
ここに注目!
文学と歴史を横断的に学ぶ
2年次から、上代から現代までの文学を学ぶ「日本文学コース」と、日本文化と歴史を学ぶ「日本文化史コース」、言語表現を極める「文章表現・創作コース」の3つのコースを選択できるようになっています。どのコースを選んでも相互の研究分野を横断的に学ぶことができます。卒業研究の選択も自由です。
資格の選択肢が豊富
日本文学科では、高等学校教諭一種(国語・書道)、中学校教諭一種(国語)免許、図書館司書・司書教諭・学校司書、博物館学芸員、日本語教員と多彩な資格を取得することができます。また2つの資格を組み合わせて取得し、将来の選択肢を広げることも可能です。
分野別入試(芸術・メディア・ダンス分野)
日本文学科は、分野別入試(芸術・メディア・ダンス分野)の「文芸分野」の対象学科です。
分野別入試(芸術・メディア・ダンス分野)は、自分の持つ能力を発揮し、入学後も各分野のリーダーとなる力を多面的・総合的に評価する入試です。小論文、個人面接、活動証明書、調査書を統合して合格者を決定します。活動証明書には、各分野で活動した実績を証明する資料等が必要です。
入学者には、合格区分によって「芸術・メディア・ダンス分野特別奨学金」が給付されます。
4年間の学びの流れ
科目紹介
古典文学史
源氏物語や万葉集などの古典を読み解き、他作品との影響関係について考えます。作品の成立年や作者を単に暗記するのではなく、作品同士の有機的な関係を模索する、創造的な授業です。
古文書学
奈良時代から戦国時代までに書かれた古文書を読みます。くずし字の読み方だけでなく、古文書のフォーマットや文面に表れる人間関係の読み取り方も学びます。
文芸創作Ⅰ(小説)
現代の小説を読み解き、文学理論や現代思想も視野に入れ授業を進めます。創作のスキルを学び、表現を磨く訓練をしつつ実作に挑戦し、完成した作品は文学賞に応募します。
近代文学講読(児童文学を含む)
近代文学における児童文学の意義を検討するほか、漱石、芥川、川端などの純文学を中心に作品を講読します。また、その過程で研究論文を参照しながら立論の仕方を学び、専門的な探究につなげていきます。
図書館情報学
社会にあふれる情報や知を、読み解き、整理し、活用するためのノウハウを学びます。生涯を通じて活かしていくことのできる情報リテラシーを養います。
中国文学研究
中国の歴史小説『三国志』は日本でも人気のある作品です。その元となる歴史書を読解しつつ、そこからどのように歴史小説が作られるのかについて考察していきます。
取得可能な資格等
- 高等学校教諭一種免許状(国語)
- 高等学校教諭一種免許状(書道)
- 中学校教諭一種免許状(国語)
- 図書館司書資格
- 学校図書館司書教諭資格
- 学校司書資格(四国大学認定資格)
- 博物館学芸員資格
- 日本語教員資格
卒業後の進路
中学校・高校教員、図書館司書、博物館学芸員など、免許・資格を活かして活躍している人が多く、また公務員・一般企業などへも広く進出しています。さらには学内外の大学院へ進学し、研究を続けている人もいます。
最近の主な就職先
《中学》
徳島県公立中学校/岡山県公立中学校/神奈川県公立中学校/佐賀県公立中学校
《高校》
京都府公立高等学校/村上学園高等学校/愛媛県公立高等学校
《図書館》
岡山大学附属図書館/鳴門市立図書館/松茂町立図書館/北島町立図書館/北島町学校司書
《博物館・美術館》
徳島県立文書館/徳島県立埋蔵文化財センター/愛媛県埋蔵文化財センター
《企業等》
日本郵便/徳島市役所/徳島県警/阿波銀行/伊予銀行/コスモス薬品/市岡製菓/徳島新聞ネクスト